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私の留学体験談

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迷っているなら行動してみて!その経験は一生の財産となるはず

アイルランド/ダブリン

50代も、60代も参加ができる、30+コースを選ぶ


EC, Dublin校を選んだ一番大きな理由は30+General Englishコースがあり、50代も、60代の人も参加できるということでした。60代の時に決めていたのですが、コロナ禍となり渡航時には70代になってしまいました。学校はダブリン市内にあり、立地もよく、交通の便がよい点が気に入りました。

最初の目標は、英語環境の中でどれだけ自分の英語が通じるのかを試すことでした。留学を決めてからは渡航前にEC-Onlineによる入学前の事前学習を受講しました。カリキュラムは充実していたものの、受講毎に多くのヒヤリングミスがある、質問の意味が理解できない、Placement Testでは時間が足りず途中で棄権!など不安は増すばかりの結果となりました。現地に行った後に、もっと真剣に取り組むサポート教材であることを認識して後悔しました。

クラスメイトは多国籍!年齢層もさまざま、活気に満ちた学校


学校の雰囲気はとても明るく、賑やかで多言語が飛び交う活気に満ちた場所でありました。スタッフは忙しく、生徒たちの相談に乗る姿が印象的でした。

クラスの国籍はまさに多国籍でした。スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、フィンランド、トルコ、ブラジル、韓国、日本と9ヵ国に及んでおり、70歳の私が最高齢と思っていましたが違いましたね、83歳のローマ生まれのイタリア人のクラスメイトがいました。83歳のアルベルトは毎朝、甘いお菓子を買ってきては、みんなに「食べなよ」と勧めていました。

皆の言葉のイントネーションがそれぞれ違うため、独特な英語発音となり、非常に聞き取りにくい会話となることも多々ありました。このようなクラスを指導する教師の力量というか、スキルの高さに感心しました。毎回、教科書以外の資料が用意されており、先生独自のカリキュラムに盛り上がりました。その一方で、まったく事前準備ができないので、その場で自分の言葉で答えたり、質問したりしなければならず、ボキャブラリー不足を毎回感じる授業でしたが、身振り手振りでとても楽しくコミュニケーションができました。

印象深い授業は、付箋紙を3枚ずつ渡されて、自分の好きな楽曲、観光地、作家、俳優、家族構成などを書き込み、それを1ヵ所に集め、シャッフルして、それぞれが3枚ずつ持ち帰って、自分の書いたものであればもう一度戻して引き直す、そして、用意ドン!で誰が書いた付箋紙かを当てるゲームです。総勢14人の生徒が教室の中を歩き回り、質問と答えのやり取り、誰が書いた付箋紙かを当てる作業でごった返すのですが、英語だけでなく、そのうちスペイン語、イタリア語なども飛び交いながらの楽しい授業でした。

ある日、「こんにちは、ありがとう」と日本語で話しかけてきた若い生徒がいて、彼から漫画やアニメ、とりわけ『ワンピース』についての質問がありました。「わしゃ!知らん!」の雰囲気を感じてか、どんな漫画が好きなのかを聞かれ、「えーと、鉄腕アトム」と答えると「手塚治虫の漫画だね」と話がかみ合って、ほっとしたことも。彼らとは毎朝「おはよう!」と日本語の挨拶を交わしました。ヨーロッパでのJAPAN(ジャパン)のイメージは、かつてはサムライ、芸者、歌舞伎でしたが、今は漫画、アニメ、『ワンピース』なのだ、と改めて認識しました。

また別の日には、同じクラスの女性が他のクラスのドイツ人女性を連れてきて、「あなたと同じジェネレーションの人よ」と紹介してくれました。彼女も今年で70歳だそうで、無理やり握手をさせられ「頑張ろうね」らしき挨拶をすることに。なんの照れも、遠慮もない、開放的な雰囲気に、ここにきて良かったと思いました。自由で、活発な交流がある学校がECダブリン校であり、アイルランドという国の姿であるのかな、と感じました。

温かく接してくれたホストファミリーとの交流


ホームステイ先に到着した日に、まずはガイダンス通りにハウスルールを決めました。私が準備していた内容は約40項目ありましたが、コピーをホストファミリーに渡すと「こんなにあるの?」と言いながらも一つひとつの確認に付き合ってくれました。

私の部屋は、かつて娘さんが使っていた、きれいで落ち着いた雰囲気のある広い部屋でした。庭には多くの種類の花が咲き、チェリー、ラズベリー、ブラックベリー、野イチゴなどの果実が実り、芝生のあちらこちらに、この国のシンボルマークであるシャムロック(三つ葉)の花が顔を出していました。庭に置かれたベンチに座り、青い夏空を眺めているとすごく癒されました。

コロナ感染に関しては学校での感染対策の緩さを指摘してみたものの、個人で注意するしか他に方法がありませんでした。結果的に、ホームステイ滞在の3日目に発熱してしまい、4日目にホスト宅で抗原検査キットの検査を行った結果、陰性を確認したため学校に報告。5日目に、薬局で買い求めた抗原検査キットによる再度の検査で陽性反応となり、即日、アイルランド保健当局に連絡し、自己隔離7日間の外出禁止と3日間のマスク着用義務を仰せつかりました。このやり取りは、全てホストファザーが対応してくれました。従って、翌週の授業は全て欠席に。学校への欠席通知と欠席中のホームワークなどについてもホストが交渉してくれました。部屋から出ることができない7日間、ホストは迷惑そうな顔ひとつせず、毎朝、ドア越しに「How are you! Good?」「Are you ok! yes or no!」を聞いてくれましたし、ドアの前に三度の食事を運んでくれました。「私達が出かけている時は庭に出て、体を動かしたら!」と声をかけてくれたので、庭で音楽を聴きながら体を動かせたので、幸いにメンタル疲弊はしませんでした。

自己隔離期間が過ぎ、陰性確認後、再登校した日に、早めに家に帰ると、私の部屋でホスト夫妻が楽しそうにベットメーキングをしていました。隔離明けの部屋はキチンと清掃され、ベットカバーはピンク色の明るいシーツでした。多分、娘さんのお古だと思いますが、気が滅入っているだろうとの気遣いから明るいものに交換してくれたのだと思いました。

ホストファミリーの対応は素晴らしく、とても感謝しています。決して甘やかすわけでなく、家族の一員として温かく接してくれました。最終日にはお茶をしながら、ホストファザーの得意のギター演奏でアイルランドの歌をたくさん歌ってくれました。

列車での一人旅!タラの丘で大地のエネルギーを充電


列車での一人旅をしたかったので、休日にヒューストン駅からゴールウェイ駅まで約2時間半の列車の旅をしてきました。切符の買い方がわからず、教えてもらいながら列車に乗ると、全席指定で困り果てて、どこでも空いている席に座ればいいんだと言われ、やっとのことで到着した休日のゴールウェイはちょうどお祭りで公園は人でいっぱい、町は人で溢れかえっていました。コロナ政策の緩和により、一気に旅気分のヨーロピアンが押しかけてきたのだと思います。観光客が多く訪れていて、英語だけでない会話があちこちから聞こえてきて、どこの国に来たのだろうと思う様でした。日本では考えられない風景がここにはありました。

現地での最終日は、日本人のツアーガイドさんにお願いして、タラの丘とトリム城を案内してもらいました。アメリカ映画『風と共に去りぬ』に出てくる農場名タラはこのタラの丘に由来しています。アイルランド移民の主人公の土地への哀愁と執着のエピソードはまさにアイルランドの歴史そのものです。念願のタラの丘に登り、大地のエネルギーを充電してきました。そのあと、メル・ギブソン主演の映画『ブレイブハート』のロケ地となったトリム城を見学することができました。

留学を終えて


私はこの年で留学をしましたが、より多くの若者が安心して留学できると良いと思いました。世界の平和とは、相手の国の文化・習慣を体得し、経験を重ねることで理解が生まれ、初めて語られるものではないでしょうか。決して、バーチャル体験だけでは生まれてこない異文化理解(感情・情緒・感覚・感触)がそこにはあると思います。また機会を作り、行きたいです。

若者の皆さんには、夢と希望を持って留学して欲しい!迷っているなら行動して欲しい!その経験は一生の財産となるはずです。

留学ジャーナルの
カウンセリングの感想

出発前のガイダンスで、留学への心構えを丁寧に教えて頂きました。また、航空券手配をはじめ、ホストファミリーについて、空港送迎、食事などについての不安や不満なども相談し、その都度、丁寧で前向きの回答を頂きました。

留学した人

池田 雄二さん(70歳)

留学の種類

語学留学

滞在期間

2022年7月~3週間

滞在方法

ホームステイ

学校

EC, Dublin

留学の理由・目的

65歳で定年を迎え、人生を振り返った時にやり残した事、人生の分岐点となった出会い、場所、出来事などを考えました。もっとも自分が輝いていたであろう時代に出会った場所とそこで暮らす人々にもう一度会いたいと思い、留学を決心しました。

担当カウンセラー

紅林 大智

留学前不安に思ったこと

自分の語学力で授業について行けるだろうか、70歳の高齢者はクラスにいるのだろうか?その他、体調、コロナ感染、受け入れのホームステイ先など、さまざまな不安と心配がありました。

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